『シン・ゴジラ』を映画館で観ていない人は人生の童貞
こんにちは!CROCO広報担当のアミです。
暑くて起きて朝ごはんを食べただけなのにもうしんどいです。
お盆はよ!お盆はよ!
今話題の、『シン・ゴジラ』を観てまいりました~~~~!
今回はその感想です!
あんまり書くとネタバレになってしまいますので、映画の内容自体にはあまり触れませんが…
とにかく、とにかく興奮しました。これぞ映画…………。これぞ映画。(二回目)
ゴジラが怖すぎて本気で絶望しました。涙出ました。
映画を観ている時は「日本終わるんだ…どうしよう…」と思っていました。
ストーリーは本当に単純で、チラシに書かれてあるとおり「ニッポン対ゴジラ」。
「今を生きる」ちっぽけな存在である人間たちが、協力して知恵を出し合い、試行錯誤し、努力を積み上げ交渉の末、「ゴジラ」という神の様な存在に挑んでいく。
本当にただそれだけの話です。それだけの2時間。
たくさんの登場人物が出てきますが、主人公と言える人間はいないんじゃないかなあ。全員が主人公。(ゴジラが主人公なのは大前提です)
そして余計なことをする人や嫌な人が1人もいないんですよね。
あと、息をするようにおっさんが出てきます。
『シン・ゴジラ』は、映画にはこんな力があんだぞ、と宣伝する魂のこもった作品です。
私は邦画よりも洋画のほうが好きで、邦画を映画館で観ることはほとんどありません。
なんでかというと、邦画の「新しい表現としての映画」というものが、わかりにくかったり、気づけなかったりするからです。
私が鈍感なだけでかもしれませんが…。あとハデな映画が好きだったりもします。インド映画とか(笑)
ハリウッドなどの映画は、CGやアクションシーンの技術が常に発展し、毎回新しい発見や楽しみがある豪華な作品を観ることができます。
SFやアクションは、もう日本映画は外国に太刀打ちできないんじゃないかなあと思ったりします。
でも、『シン・ゴジラ』を観た後はそんな考えはどこかにいってしまいました。
日本映画の底力…!
もちろんCGも凄いです。でもCGがどうとかそういうことは関係なく、ゴジラと日本と人間の力だけで、十分すぎるくらい惹きつけられます。
日本らしさを十分に発揮した作品です。
皆さん、是非劇場でご覧下さい!ゴジラを体感してください!
あと嬉しかったのは、人で溢れかえった映画館を見れたことです。
私は大学生の時、映画館でアルバイトをしていたのですが、業務中も暇なことが結構多くて。
単純に映画を観に来るお客さんが少ないのです。
たまに混んでも、ポケモンなどのアニメかジャニーズが出ている映画でした。
「映画館の未来は暗い」や「若者の映画離れ」なんて言われていたりしますし、悲しいけど確かにそう感じることもあります。
そんな中で『シン・ゴジラ』は夏休みの土曜日とはいえ、梅田の一番大きなスクリーンで、ほぼ満席!お客さんはおっちゃん多めでした。
上映終了後には大きな拍手が…!これにも感動。
私は過去の作品をしっかりと観たことはなく、正直ゴジラには何の思い入れなかったのですが、それでも拍手したくなる気持ちはわかります!
この『シン・ゴジラ』に関わった全ての人に拍手を~~~~~~!
この空間で観ることができてよかった~~~~~~!
映画を制作する人々の中に「テレビ画面で観てもらうこと」を想定して作っている人は誰もいません。
映画館のあの大きなスクリーンで、テレビとは違う音響で、あの環境だからこそ伝わる思いを込めて制作しています。
テレビで観るのと映画館で観るのでは、絶対に絶対に映画の印象は変わります。
『シン・ゴジラ』もいつか地上波で放送するんでしょうけどね。
『シン・ゴジラ』を映画館で観ていない人は人生の童貞だ!
確かに映画料金は高いです。家でまったりDVDを観るのも好きです。
でも、映画館で観る映画は本当にいいです。本当に!
映画は映画館で!!!!!!映画はいい!!!!!!!映画館はいい!!!!!!!
と、改めて思わせてくれた『シン・ゴジラ』、庵野監督、東宝さま~ありがとうございますうう~~
ぱちぱち
いつかCROCOも映画の制作に関わりたい…関わりたいぞ…!
長々と読んでいただきありがとうございました!
一つだけネタバレが言いたい
第一形態ガッディーラにはひっくり返して腹を撫で回したい愛くるしさがあります。